イムラの取り組み CSR

間伐の意義とは

リサイクル用紙を使用することだけが環境保全に繋がるのではありません。
今、間伐材を使用した紙製品に対する注目度が高まっています。

間伐はなぜ必要なの?

過密森林は木と木の間隔が狭く、日光が差し込まないため、木々の成長に必要な光合成ができません。その結果、森林は風雪害に弱くなり、下草が育たずに土壌が不安定となり土砂災害の危険も増してきます。また、生態系も崩れてしまい病虫害が発生しやすくなってしまいます。そこで、余分な木を伐採することにより、過密森林の森林密度を適度に保ち、健康な森林に育て上げます。この行為を「間伐」といい、間伐の際に間引かれた木を「間伐材」と呼びます。

どうして間伐材を使うの?

従来は、新たな森林を伐採せず、リサイクルを推進して古紙配合率を高めることが環境に優しいとされてきました。しかし、紙の繊維(パルプ)は再生を繰り返すたびに劣化が進み強度が弱くなることから、リサイクル時には新しいパルプを投入する必要がありますでは、この新しいパルプをどこから調達するのでしょうか?それは※1輸入材に頼っているのが現状です。森林育成のために伐採された間伐材を活用することにより、使われずに朽ちていく資源を有効利用できます。

現在ではバージンパルプの元になる木材の約80%が輸入材であるといわれています。

間伐材利用というエコロジー

国内の森林育成のために伐採された間伐材を有効活用する。これは、「より積極的な環境対応」をキーワードとして、「地球に優しい製品づくり」に取り組むイムラの基本コンセプトにも符合します。「間伐材封筒」は、より積極的な環境対応封筒なのです。